一般記事 書籍紹介 ビジネスに効く!演劇アプローチ 組織の活力を取り戻す「共感」「身体」「即興」-著者:広瀬 彩, 須田 真魚, 黒岩 健一郎 出版社:同友館 2024年6月21日 広瀬 彩, 須田 真魚, 黒岩 健一郎(著)同友館, 188P, 1800円+税, ISBN 9784496056963 この本は,「演劇」の本というよりも,ビジネス,特に「イノベーション」や「デザイン」の本である. 「演劇」と「イノベーション/デザイン」が,どう関係するのか?そんな疑問を持つ方もいるかもしれない.そう...
一般記事 書籍紹介 サービス・マーケティング コンサル会社のプロジェクト・ファイルから学ぶ―著者:黒岩健一郎・浦野寛子 出版社:有斐閣 2022年2月15日 全く新しいタイプのサービスマーケティングの教科書の登場だ.著者の思惑通り,理論と実践が一続きのストーリーとして構成されている.そのため,読み手は一気に内容に引き込まれる.想定される読者は,学部生,初めてサービス化に取り組む実務家であろう.但し,サービスの理論から,顧客,提供者,多様なステークホルダー視点による論点など必...
一般記事 若手がゆく サービス社会のマーケティング―価値共創マーケティング―村松潤一/張婧/ホー バック/根本裕太郎/Tran Thi Tuyet Nhung 2022年2月15日 はじめに 本インタビューは,「若手がゆく!」活動の一環として,サービス学会で活動している若手研究者に著名な研究者やビジネスパーソンとの交流を促す目的で企画したものです. 今回,インタビューを引き受けていただいた識者は,長年,サービスの理論構築に注力し,価値共創マーケティングを提唱した岡山理科大学の村松潤一先生です.村松...
一般記事 若手がゆく ポスト・パンデミック時代に向けた「日本型クリエイティブ・サービス」の再考−原良憲/Tran Thi Tuyet Nhung/ホー バック/増田央/根本裕太郎 2021年12月20日 はじめに 「若手がゆく!」とは,サービス学会に参加している若手研究者が著名な研究者やビジネスパーソンにインタビューする活動です.この活動の目的は専門知識を深め,研究の新しいアイデンティティを創出し,また,交流を促すことでサービス学会の全体を盛り上げることです.今まで,若手研究者はインタビューを対面で実施して来ましたが,...
一般記事 会議報告 RESER2020 ジョイントセッション報告−渡辺健太郎 2021年7月9日 はじめに サービス学会では,海外のサービス研究の学会・コミュニティとの関係構築・強化を目的とし,各種国際会議におけるセッションの共同開催等の取り組みを行なっている.本報告ではその皮切りとして,The 30th RESER International Congress(開催日:2021年1月21〜22日)*1にて開催され...
一般記事 会議報告 サービス学会 第9回国内大会−持丸正明 2021年7月7日 はじめに 2021年3月9日(火),10日(水)の2日間にわたり,サービス学会第9回国内大会が完全オンライン形式で開催された.2020年3月の第8回国内大会が,COVID-19の急拡大の影響を受けて急遽オンライン開催となったのに対して,第9回大会はかなり早い段階から完全オンライン形式での開催を決定し,それに向けて準備を...
一般記事 書籍紹介 B2Bのサービス化戦略 ~製造業のチャレンジ 2020年10月15日 C. Kowalkowski, W.Ulaga, 戸谷圭子, 持丸正明(著)東洋経済新報社, 322P, 3168円+税, ISBN 9784492762530 映画の世界では,巨額の予算ときらめくスター俳優を使い,世界的な興業とその後のコンテンツマルチユースで大きく稼ぐハリウッド映画に対して,脚本と演技力とカメラワー...
一般記事 若手がゆく サービスを強みとするモノづくり企業 2020年4月13日 はじめに サービス学会では,若手研究者と著名な研究者や有識者との交流を促すことでサービス学全体を盛り上げることを目的としたプロジェクトを進めている.本記事,『若手がゆく!-識者との知の共創-』は,そのプロジェクトの一環として,特定のテーマについて若手研究者が識者に行ったインタビューについて紹介するものである.今回はサプ...
一般記事 書籍紹介 エフェクチュエーションと認知科学による製造業のサービス・イノベーション 2020年4月13日 藤岡 昌則(著)株式会社白桃書房,244ページ,3,200円+税,ISBN 978-4-561-26733-1 本書は,「Servitization」研究において課題となっているサービス・パラドックスを,企業が如何に乗り越え,サービス・イノベーションを活性化させるかに焦点を当て纏めた学術書である.鍵となる概念を企業経...